僧帽弁閉鎖不全症 その①

こんにちは。

本日は、今飼っている犬・マロの話を。

 

先日、狂犬病注射とフィラリアの薬をもらうため、久しぶりに動物病院に行きました。

マロは特に健康には問題ないのですが、9歳とそこそこ高齢なため、軽い健康診断も一緒にお願いしました。

すると、先生が「心臓に雑音がある」と。

すぐに精密検査を依頼し、後日精密検査を行うことになりました。

 

動物病院からの帰り道、必死に考えました。

心臓に雑音、ということは「僧帽弁閉鎖不全症」の可能性が極めて高い。

前の犬・空も、これが原因で肺水腫になった。自分はいったいどうすればいいのか。

どこをどう歩いたのか覚えていないぐらい動揺し、気が付いたら泣いていました。

 

なんとか家に帰り、すぐネットで調べました。

僧帽弁閉鎖不全症の治療法は手術か投薬のどちらか。

手術をすれば治る可能性は極めて高いが、かかる治療費は100万以上と高額。

投薬は病気を遅らせるのみで治療は不可能。

本音を言えば手術を受けさせてやりたい。だが、さすがにこの額は無理。

そうなると投薬で進行を遅らせるしかない。

精密検査はまだ受けていないので、進行度合いは分からない。だが、激しい運動や興奮させるようなことは今までと同様、なるべく避けないといけない。

フードは?マロは手作り食半分、フード半分。手作り食の中に入れるべき食材は何かないか。

フードも変えたほうがいいだろうか。でも療養食をマロが食べるだろうか。とりあえずお試しで少ない量を注文しようか。

 

文章にすると結構淡々としているように見えるかもしれませんが、ここまで考えるのに丸1日かかりました。

考えるべきことはいろいろあるはずなのに、どうしても集中できません。

気を抜くとすぐ涙が出てきますし、心臓が誰かに掴まれたように急にぎゅっと痛くなり、息が出来なくなるような感覚に襲われます。

泣いても解決にはならないことはよく分かっているのですが、頭では理解していても感情はなかなか言うことを聞いてくれません。

 

ふと見ると、マロが私の顔をまじまじと見ています。

そうだ、しっかりしなければ。マロには私しかいないのだ。先に私が潰れてどうする。

泣くのはいつでもできるのだから、今は私ができることをするべきなのだ。

漸く、「くよくよしても仕方がない。“手術はせずに投薬で”という方針は決めたので、後はとりあえず精密検査の結果を見てから」という結論に至りました。

 

 

空のときにいろいろなことを考え尽くしたので、次はもっとうまく行動できるものと思っていましたが、なかなかうまくはいかないものですね。本当、世の中はGWだというのに・・・。

精密検査の結果が出ましたら、またご報告します。

 

ではまた。